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作元 朋子
2016.04.08 金 – 04.30 土

作元朋子は1978年岡山県生まれ、磁器による立体作品を制作しています。大学時代から陶芸を学んだ作元は、現在も岡山の大学で陶芸を教えています。しかし彼女は、その世界に縛られることなく、オリジナルの表現を模索してきました。その結果、ユニークな世界をつくり出しています。目を引くストライプは、色ごとに石膏型に粘土を鋳込み、それらを重ねて、仕上げていきます。さらに、高温で焼き上げることで、透明感のある色を生み出しています。

一見するだけでは、こうした技術を重ねた制作スタイルは分かりにくいでしょう。しかしそのスタイルは、陶芸をベースとする作元が磁器の可能性を広げようと試みた結果であり、こだわることで作品はより象徴的なものとなっています。作元のアートワークは、もはや用途を目的としたモノではなく、また、陶芸あるいは彫刻といったジャンルも超えている、とも言えるでしょう。

今回の展覧会では、メインとなるギャラリー正面の壁面に複数の作品を配することで、ギャラリーに入る前から、観る者の想像力を掻き立てるような展示構成となっており、新作約40数点を展示しております。

カタログデータ (PDF)