プレイ 大江 慶之 2011.04.08 金 – 05.02 土
OLYMPUS DIGITAL CAMERA このたびテヅカヤマギャラリーにて大阪在住のアーティスト大江慶之の展覧会を開催する運びと なりました。昨年のアートフェア東京の展示では、ハエを抱えた少年「PIED PIPER」、「ミラー少年」などを展示、大変好評を頂きました。そして今回ようやく個展という形で展覧会を開催する事になりました。   大江さんとの出会いは約3年前になります。それまでは平面で自画像ばかりを表現していたようでしたが、初めて私が出会ったのは、運動服を着た少年の立体作品でした。見た瞬間に作品に惚れ込んでしまいました。シーソーや縄跳びをしている少年像は、一見可愛らしさや懐かしさが全面に出て愛くるしいように感じられますが、表情はどれも無であり、その眼の奥底にあるものを追求したい気持ちにさせられます。それはある種悲しみや不安さえ覚えます。大江さんとの会話を通じて、この少年も実はセルフポートレートなのではと感じます。   作家とは言葉で表現し得ない故に作品となって実物化します。大江自身も個々の作品に思いを言葉で伝えようとはしません。見るものが感じるままでいいのです。