Exhibition

RE: FOCUS vol.5
Various Artists
2021.01.22(金) - 2021.02.20(土) - OPEN : 火 - 土 | 12:00 - 19:00
CLOSED : 日曜日、月曜日、祝日

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*引き続き、新型コロナウィル感染防止に努め、営業をして参ります。ご来廊の際にはマスク着用、ギャラリーに設置しているアルコール消毒液の使用をお願いいたします。
ギャラリー空間も換気を常時行い、スタッフの手洗い、うがい、アルコール消毒、マスク着用を徹底し、ご対応させて頂きます。
皆さまにはご不便をお掛けいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。
会期中でのご来廊が難しい方は、アーティストや作品についてのメールでのお問合せ(info@tezukayama-g.com)もお気軽にご相談下さいませ。

ギャラリー所属アーティストの中から優れた作品を厳選し,再び焦点を当てるグループ展「RE:FOCUS」。
5回目となる今回は厚地朋子、加藤智大、小池一馬、タムラサトル、和田直祐の5名のアーティストをご紹介します。

是非、ご高覧下さいませ。


【出展アーティスト】

厚地朋子 | Tomoko Atsuchi
1984 年、岡山県生まれ、京都育ち。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画領域油画を修了。
遠近法といった簡潔明確な思考方法だけでは捉えきれない、目の前に広がる空間を絵画作品として表現。厚地の絵画作品は複数の視点や光源が混在し、時間や記憶を圧縮しながら立ち上がる「壁」のような世界として描かれる。
ジョン・カリンやネオ・ラウホの影響を自他ともに認める厚地の絵画は、きわめて具象的でありながらも、その大胆な筆致に抽象化への思考をも窺わせる。描かれた人物や作品タイトルからは海外を連想させるが、厚地の作品には、日本人の油彩画という意識が一貫して認められる。

加藤智大 | Tomohiro Kato
1981年、東京生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科博士課程工芸専攻を修了。鉄という素材を足がかりに社会に様々に存在する境界を探る。近年は実際に犯罪歴のあるの人物や兵器を3Dスキャンし複雑な鉄線の羅列に置き換え、鉄の堅牢で強固な物質性と映像的でヴァーチャルな干渉縞効果の相反する要素を併せ持つ、残像の如く揺らめく鉄の彫刻であるanonymousシリーズ、適切な粒度に砕いた酸化鉄をメディウムに添加した独自の画材を用いてレリーフ状にモチーフを描き出し、鉄そのものと見間違えるような赤錆の質感や重厚感を得た、鉄に擬態した絵画であるiron oxide paintingシリーズを中心に制作している。

小池一馬 | Kazuma Koike
1980年生まれ、大阪府在住。幼少期をブエノスアイレス、高校時代をバルセロナで過ごす。日本大学藝術学部美術学科彫刻専攻を卒業。「架空の遺物」をテーマに、偶像、ツボ、大型ネコ類、飛行機、植物、パイナップルなどをモチーフにしたセラミック彫刻、ペインティング、ドローイングを制作している。「異なる要素が調和しながら共存した状態」や「モノの用途や意味が変化する過程」への関心のもと、異なる場所/時代に由来する遺物のイメージをミックスして作られる作品は、どこにも属していないかのような独特の浮遊感をまとっている。

タムラサトル | Satoru Tamura
1972年生まれ、栃木県生まれ。筑波大学芸術専門学群総合造形領域を卒業。
「意味の破壊あるいは消失」をテーマに、何の背景も持たない思想的に真っ白な作品を目指し、制作している。作品の多くは電気を使用し、ときに動力として巨大なワニの立体物を回転させ、ときに計測器となって美を数値化し、そしてあるときはプラスとマイナスの電極をギリギリに接触させてランプを明滅させる。有用性を排除した装置ともいえる作品はどこかユーモアで鑑賞者の笑いを誘うと同時に、作家のシニカルな視点も感じさせる。

和田直祐 | Naosuke Wada
1983年、兵庫県生まれ。京都造形芸術大学(現: 京都芸術大学)大学院修士課程芸術研究科芸術表現専攻ペインティング領域を修了。
「グレージング」という古典技法を参照し、それを現代的なメディウムに置き換えて制作。光と空間をテーマに、高透明の樹脂塗料を用いてレイヤーを構築することで、透過効果による流動性を伴う絵画の創出を試みる。幾重にも重ねられたレイヤーの形や色が、時間や場所によって変化する光を取り込み続け内部に内包する事で、鑑賞される度に作品は微量に変化する。